おいしくたのしい音たてて うつわの彩‐SAI‐

群馬県桐生市「陶磁器サロン彩」の娘が書く、勝手に器の紹介をするブログ。とはいえ9割がただのおしゃべりです。

ゲリラランチは純喫茶で

昨晩、ホットワインを娯しんだせいで、ワインが大好きな友の顔を見たくなってしまって。
休日の私が、彼女の職場のそばまで行き、一時間ほどさくっとゲリラランチする運びとなりました。

12時を過ぎるとサラリーマンのおじさまで席が埋まっちゃうから、先にいって席とっておいてね』と指定された彼女行きつけのお店に、少し早めに行ってみると、そこは昔懐かし純喫茶。

クッションの薄くなったワイン色の椅子に、褪色したテーブル、煤けた壁が味わい深い。
今時珍しく全席喫煙可のようで、世の中から迫害されて逃げ込んできた喫煙者サラリーマンたちが、次々と席を埋め、とても美味しそうに煙をくゆらせていく。

あぁ、好きだな
私は彼女のこういうところが好きだ

街に溢れるおしゃれデリや明るいテラスランチをとことんスルーし、とびきりの居心地よさを追求したこの仄暗い純喫茶を指定してくるあたりに、彼女の温度を感じます。

待つこと数分。マフラーを巻いた彼女がふわりとやってきて、私達は文字にならないほど他愛もない話をしながら、ナポリタンやらピザトーストやらを、堪能。
60分の儚さを痛感して、解散となりました。

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思えば、オーダーした珈琲は、美しいカップ&ソーサーに注がれて運ばれてきました。
近頃のお手軽カフェでは分厚いマグカップや紙カップのところがほとんど。口当たりの薄い上品なカップ&ソーサーでいただいたのはとても久しぶりで、なんだか得した気分でした。今や『喫茶店』ならではの愉しみなのかもしれません。
 
今日はそんなていねいな珈琲タイムを娯しんでいただける、カップ&ソーサーをご紹介します。

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【有田焼】源右衛門

写真左)赤絵唐草濃中腕皿
写真右)染付唐草濃中腕皿 各15,000+税
碗径7.5×高6.2cm 皿径14cm

時にはこんな、カップ&ソーサーできちんと。