アカリとコトノハ

何気ない日常の一コマと、ときどき器。 

2人のトリコ

近ごろ友達と「ふたりで会う」のトリコになっています。

グループでワイワイするのももちろん楽しいのだけど、2人で会ってお喋りしたときの深さや充実度はたまらない。

大人数のサークルや会社、コミュニティに所属してみて気付いたのだけど、集団の中では見えなかった心の内も、その場をひょいと離れて二人だけで話してみると、意外な素顔がみえたりするんですよね。

クールな一匹狼女子と思いきや、ただの人見知りさんだったり。
自分とは趣味が合わなそうなあの子が、実は同じ歴史小説で盛り上がれたり!
何を考えているかわからないミステリアスな彼女の頭の中が、実は星野源で満たされていたり!!


飛び交う噂や外見や年齢の、なんと無意味なことよ。


それでも「やっぱりなんだか合わないな」って思えば、無理に距離を縮めなくたっていいのだしね。

かくゆうわたしも、いつも集合している3人グループやも4人グループもあります。
この集いが心地いいのは、きっと「それぞれ2人で会える人同士の集まり」だから。
誰が誰と2人になったって話せる。
だから、みんなでも楽しい。
LINEも然り。

 

もちろん、同窓会や決起大会や忘年会やみんなで集まるのが最高に楽しいシチュエーションは別としてね。

そんな「2人のトリコ」なのでした。

先日は、可愛いりなっぺとランチ。

f:id:toujiki_sai:20171115152712j:plain

年下なのに、とてもしっかりしていて頼れる先輩みたいになんでも話せる相手。
数カ月ぶりに会ったら、話が尽きなくてあっという間に夕方になっちゃった。

やはり2人ランチは時間が足りないねと嘆きつつも、彼女はいま臨月真っ最中。

f:id:toujiki_sai:20171115152950j:plain


実はお腹のなかの赤ちゃんと3人ランチでした~♪
次に会うときは、赤ちゃんにも会えるはず!
まだ見ぬ生命へのワクワクを銀座の道にまき散らして、お開きとなりました。

 

スピリチュアルをひとさじ

夏に読んだこの本、とても興味深かったです。
スピリチュアルがわからない私も
「ほー、そうか、そういうことかも」
って世の仕組みを解けるヒント集のよう。

f:id:toujiki_sai:20171103140900j:plain

『未来を動かす』 バシャール×安藤美冬

 

この本の一節
「あなたの最大の仕事は、あなた自身であること」
という部分に、ある人との会話を思い出しました。

数年前のこと。
テレビで、「子育てしていると『○○ちゃんママ』といわれて、自分の名前で呼ばれなくなる」という、世のお母さんたちの嘆きを取り上げていました。
母親はアイデンティティを持ってはいけないのか、と。

そのテレビを見て、わたしの叔母・ゆきさんがふわりと言ったのです。

「○○ちゃんママって呼ばれるの、なんでみんな嫌なんだろ?○○さんの奥さんで、○○さんのお母さんであることに、わたし大満足~♪ぜんぜんいいのに~♪」


ゆきさんは専業主婦で3人の子供を育て上げた奥さん。
とても美人でやたらおっとりしていて、どこか可愛らしい隙を持つ女性です。
私は子供の頃から、周囲の大人たちと一風変わった空気を纏うゆきさんと、お喋りするのが大好きでした。

そんなゆきさんは、いままで会った人のなかで「一番幸せそうな人」。
イライラとか欲とか抑圧とかに無縁な感じ。

その分厚い幸せオーラはなぜだろうと不思議だったけれど、妻であること、母である自分に、誰よりも大満足してたんですね。

「あなたの最大の仕事は、あなた自身であること」

 

きっと何者かにならなくてもいい。
妻であり母である人生をまっとうしているゆきさんは、誰よりもすてきな仕事人なのかも。



 

 

 

 

 

可愛いピンクの繁殖力

f:id:toujiki_sai:20171010200734j:plain

小学生のとき、学校からコスモスの苗をもらって帰ってきました。
とても可愛らしいピンクを一輪。

母と一緒に、庭の隅に植えたのを覚えています。

翌年、一輪だったコスモスは、盛大に花をつけ、見事に秋の庭先を華やかに彩ってくれました。

風に揺れるピンクの可愛らしいこと。
9歳にして我が家の庭をアップデートできたことに、私はなんていい仕事をしたのだと、とても誇らしく思ったのでした。

そして、その翌年も、その翌年も……

ピンクは上にも横にもどんどん伸びてゆき
恐ろしいほどの繁殖力で庭を飛び出し、道路を通る車の運転を脅かすほどに。

最終的にバッサリ切られたのでした。

つかの間の可愛いピンク。
出る杭は打たれるという日本のシステムを目の当たりにした、小さな秋の初体験。

そんな繁殖力抜群の可愛いコスモスを、都内で見られる場所をまとめました!
www.renoveru.jp


まさに10月が見頃ですよん♪

 

きょうのパレット

京都と伊勢へ旅にいってきました。

こちらはアンテルーム京都というホテル。

f:id:toujiki_sai:20170930185119j:plain

f:id:toujiki_sai:20170930185041j:plain

f:id:toujiki_sai:20170930191745j:plain

f:id:toujiki_sai:20170930191205j:plain

 

f:id:toujiki_sai:20170930185106j:plain

関西にお住まいの若きデザイナーさんたちの作品が、たくさん展示販売されています。

 

そこで「きょうのパレット」と名付けられたスマホケースに出会っちゃいました。
物欲薄めな女の、ひさびさの一目惚れ。

サイズが合わなかったので購入しなかったけれど、旅から帰ってきても忘れられず……❤

ホテルに問い合わせてデザイナーさんの名前を突き止め、連絡をとることができました!

Fool’s journeyというブランドの宇加治志帆さんというデザイナーさん。


ちょうど機種変更したところだったので、「iphone8plus用のケースを作っていただけませんか?」とお願いすると速OK☆
一週間後のきょう、ポストに届いていました~!

f:id:toujiki_sai:20170930190356j:plain

f:id:toujiki_sai:20170930190413j:plain

「きょうのパレット」って名前もいい。
毎日毎日違う、カラフルな日々が送れますように。

 

中央線を歩く

f:id:toujiki_sai:20170915122031j:plain

大正末期から昭和初期にかけて、たくさんの文豪たちが暮らしていたという中央線を、たっぷり散歩してきました。

 

↓記事はこちら♪

www.renoveru.j

 

吉祥寺や荻窪、高円寺、阿佐ヶ谷……etc.
20代にバンドをやっていたころ、10歳くらい年上の先輩達にくっついて渋い飲み屋をはしごした記憶がよみがえります。

汚くて安くてとびきいり美味しい焼き鳥屋さん、無口な鬚のマスターがレコードをかけてくれるバー、出会って5分でまるで昔からの知り合いのように接してくれるママがいるお店。

ホッピーやホルモン、厚揚げの焼いたの……etc.

先輩方が見せてくれる東京は、私が18歳で上京してから見てきた東京とまた違っていて、なんだかとても新鮮でキラキラ。中央線はワンダーランドだったな。

かつての文豪たちは、ここで何を飲んで何を食べて何を語らっていたのだろ。

 

いまでもミュージシャンや役者さん、文筆業の方々がたくさん暮らしている中央線界隈。独特な熱気が街の至るところに沸いていましたよ。

 

沼のほとりに立っている

あれはたぶん10年前くらい。
クリニックに併設されていたカフェでバイトしていたころのこと。

「嵐の二宮くん、いいっすよね〜」
と気軽に口にしたら、いつもクールでバリバリ仕事をこなす看護士の山ねーさんが
「ほんと!?ほんとうにそう思う!?」
ときらきらした目で迫ってきたのです。

「は、はぁ、最近映画観て、いいなーって思いまして……」
とごもごも答えたら
「ぜひコンサートに行って、嵐の素晴らしさをもっと知ってほしい!!一緒にいこう!!」
と山ねーさん。

そのときまで全く知らなかったけど、山ねーさんは生粋の嵐ファン。
リーダーの大野くんの担当(担当って!)だという。

ねーさんの熱意にほだされて、来月行われるという嵐のコンサートに行くことになりました。

当時、すでに人気アイドルグループになっていた嵐のコンサートチケットをとるのは至難の業。ファンクラブに入っているねーさんが、なんとかゲットした2枚のうち1枚を私に譲ってくれたのです。

そんな貴重な一枚を私が使っていいのかと尋ねたところ、
「ひとりでも多くの人に嵐の素晴らしさを知ってほしいからいいのよ♡」
とマリアの微笑み。

しかも、シングルのしかもサビの部分しか知らない初心者のわたしのために、コンサートでやるだろうと思われる曲をCD-R2枚に焼いて持ってきてくれるという初回サービスつき。
あれは完全なる布教活動だったと思う。


これはもう楽しむしかないと思い、そのCD2枚を聞きこんでコンサートへ参戦しました。

全部の曲を覚えきれたわけじゃなかったので、みんなと違うところでジャンプしちゃったり、まさかの転調にたじろいだりしたけど、とっても楽しかったな!

会場を埋め尽くす女の子たちは、みんな可愛くしてきていて、割れんばかりの歓声をあげながら、踊ったり歌ったりして幸せホルモン大放出☆
好きな対象がいるって、なんて素敵なんだと感じました。

しかし問題がひとつ。
私は二宮くんがいいと言って連れてってもらったくせに、感極まって泣いてしまった相葉くんに胸キュンし、コンサートが終わるまでにはすっかり心変わりをしてしまったのです。

こんな薄っぺらい気持ちで申し訳ないと思いつつ、帰り道、勇気を出してねーさんにカミングアウトしました。

「ねーさん、わたし、相葉くんがいいなと思っちゃいました。」

すると
「うんうん、そういうこともあるよね♡」

と、再びマリアの微笑み。
本気の愛が満ち溢れている!!!

その後バイトを辞めて以来、なんとなく疎遠になってしまったけど、ねーさんは元気だろうか。
近ごろ無償に会いたくなっています。

それはきっとこの本を読んだから。

f:id:toujiki_sai:20170905170732j:plain

『浪費図鑑』 著:劇団雌猫

宝塚や舞台俳優やアイドルやディズニーランドや、いろんなものにドはまりして散在しているアラサー女子たちの告白集。
コンサートグッツやチケットや遠征費でお金がかかるのだとか。

中には30万とかすごい人は200万とか身銭を切っているひともいて、とてもスリリングで面白いかったー!!
しかもいくら散在しても誰も後悔していないのがかっこいい。
日本経済が美しく回っている姿を垣間見たような気がしました。

とはいえ……明日は我が身って感じ。

なぜって、わたしはいま、今更、ほんとうに今更、「週末ヒロイン・ももいろクローバーZ」にはまりそうなんですもの。

正直、ナゼアンナニ人気ガ??と思っていたけれど、先週アルバムを聴く機会がありまして……すっかり胸、いや魂を掴まれしまったのです。

あぁ、あの日の山ねーさんのように、私にももクロを布教してくれる方とお知り合いになりたい。
そして今は緑のあの子が好きだけれど、黄色のあの子に心変わりしてもやさしく受け止めてほしい。

とりあえず独学しようと、ももクロのPVやコンサート映像をYouTubeで観まくっていたら、スマホの速度制限かかっちゃった!
しかも、550円課金しないと10日間、制限かかったままだと脅迫されている。

もしこの550円を払ったら、あの本の女子たちのように、散財の沼に入ってしまうでしょうか。

たった550円だけれど、ここは払ってはいけないような気がして、何を閲覧するにもおっそいスマホを握りしめ、わたしはいま5色の沼のほとりに立ちすくんでいます。





 

 

運命の人、運命の土地

f:id:toujiki_sai:20170901145458j:plain

運命の人と出会ってあっという間に結婚した、親友ヒロコ。
結婚後、彼の実家がある三鷹に移り住んで、もうすぐ1年が経ちます。

三鷹の豊富な緑やゆるい空気は山梨出身の彼女にぴたりと合っていたようで、本来の”自分らしさ”を取り戻したようです。

「無理しなくていいと思えるようになった」

そんな風に思わせてくれる土地との出会い。
運命って「人」だけじゃなく、「土地」にもあるなと思いました。

そんなお話を聞かせてもらいました。よかったら読んでね♪前編と後編、2部作です。

 

www.renoveru.jp

 

www.renoveru.jp

 

あなたの運命の土地はどこですか?